つばめライフ

つばめくんです。趣味や気になるあれこれについて語ります。

登山初心者がまず揃えるべき道具

どうもこんにちわ。つばめくんです。

 

3月になりだんだんと春の気配を感じるようになってきましたね。

 

これから暖かくなって、何か新しいことを始めたいなんて方もきっとおおいことでしょう。

 

そんな貴方に登山をオススメします!

 

仲間内で賑やかに登るもよし、親子で楽しく登るもよし、夫婦で仲良く登るもよし。

 

仕事で疲れていても、山に登れば不思議とリフレッシュできます。

 

今日は高校時代になんちゃって登山部に所属していた僕が、これから登山を始めたいという方に向けてまず揃えておくべき道具をご紹介します!

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登山初心者がまず揃えるべき道具

登山といえば老若男女誰でも楽しめる趣味としてすっかり定着した感のある今日このごろ。

登山用品店に行けば、カラフルなウェアやギアなどが所狭しと並べられていて、眺めているだけでもワクワクとした気持ちになりますよね!

 

でも、これから登山を始めたいという方にとっては「いったいどれを選んだら良いのか分からない!」となりがちです。

 

登山道具は全てを一度に揃える必要はありません

 

はじめのうちに、近所の低山を登るような場合は手持ちの物で使えそうなものを探してみましょう。

 

 

バックパック

いわゆるリュックですが、登山ではバックパックやザックと呼びます。

日帰り登山を想定すると20L~30L程度のモノが良いでしょう。

最新モデルには驚くような機能が備わっていて登山をより快適にしてくれます。

ザックは一度買えば10年くらいは使えますので、しっかりとしたメーカーのモノを選びたいですね。

選ぶポイントとしては・・・

 

1.背面やショルダーベルトのクッション性の良いモノ

初心者の方はなるべく各所のパッドがしっかりとしたモノを選びましょう。

軽量化が売りのザックはパッドが省略されているモノがありますが、こちらは上級者向けです。

 

2.細々としたアイテムを整理できるポケット付き

雨蓋やウエストベルト・本体などにポケットが付いているモデルがオススメ。

ザック本体の中にしまいこんでしまうと、取り出すのに苦労します。

頻繁に使うものはポケットに入れると便利です。

 

3.背面長にあったサイズ選び

ザックも衣類と同じように体格によってサイズがあります。

日帰り用の30L程度のザックではそこまで気にすることはありませんが、身体にフィットしているのが理想ですし、疲れにも関係してきます。

 

 

以上を踏まえて僕のオススメを紹介します。

 

 

オスプレー ケストレル28

            

  

画像はオスプレーというアメリカのバックパックメーカーのもの。

そのオスプレーの中でも日帰り登山に使えて人気なのがこちらのケストレルというシリーズ。

背面はエアスケープというメッシュになっていて汗をかいても快適。

正面と側面にはメッシュポケットつきで便利です。

ザックカバー(雨よけ)も付いていてお得。

僕もこれの前のモデルを使っていますが、機能が充実しているのにお値段控えめでオススメです。

 

ドイター フューチュラ30

                                         

こちらはドイターというドイツのブランド。

ドイツらしく質実剛健なゲルマン魂が宿るラインナップ。

このフューチュラのポイントは何と言っても背面システム。

背面に空間ができるようにメッシュを張ってあるため、通気性は抜群です。

 

 

 

 

レインウェア

 

いわゆる雨合羽。

山の天気はとても変わりやすく、午前中は晴れていても午後は雨といった事がよくあります。

また、登山においてカッパは雨を防ぐ為ではなく、ウインドブレーカーとしても活躍します。

そんなレインウェア、どんな基準で選べばいいかというと・・・

 

1.防水浸透素材で選ぶ

防水浸透素材とは、微細な穴を持つフィルムで水分子は通さないけど、水蒸気は通すというモノ。これによって雨は防ぐが発汗による水蒸気は通すので、蒸れないというスグレモノです。

防水浸透素材は色々ありまして、各メーカー独自の素材などもありますが、オススメはゴアテックス。防水浸透素材の草分け的存在でその機能はお墨付き。とりあえずゴアテックスを使っているモノを選べば間違いありません。

 

2.ジャケットとパンツのセパレート式

レインウェアにはポンチョタイプやコートタイプもありますが、登山でオールマイティに使うならセパレート式を選びましょう。

稜線などで風に吹かれてもバタつきにくいです。

 

3.少し大きめのサイズ選び

季節によっては下に防寒着を着込む必要があるのでジャストサイズより少し大きめがオススメ。ジャケットは腕を上げても腰が出ない程度、パンツはしゃがんでもくるぶしが隠れる程度のサイズを選びましょう。

 

以上を踏まえてオススメの商品は・・・

 

 

モンベル ストームクルーザー 

 

 

モンベルのロングセラー、ゴアテックス3レイヤーのレインウェア。

浸透性・防水性・強度を高いレベルで備えたモデル。
定価も2万そこそこと、お求めやすいのも魅力。
海外メーカーであれば倍はするかと思います。
取り扱いのサイズが豊富なのも良いです。
  

 

登山靴

 

山に行けば登山道とはいえ、ぬかるみがあったりゴロゴロとした岩があったりして、普段歩くような道とは違います。不整地でも安定して歩けて雨にも濡れないモノを選びましょう。

 

1.防水性

レインウェアと同じく登山靴でも防水浸透性は重要です。靴が濡れると気持ち悪いだけでなく、靴擦れを起こしやすくなります。

ここでもゴアテックス素材を使用した靴を選べば良いでしょう。

 

2.ミッドカット以上でソールの硬さは中程度のモノを選ぶ

いわゆるトレッキングブーツと呼ばれる登山靴を選びましょう。

山の不整地を歩くときに、特に初心者の方は足首を捻挫しやすいです。それを防ぐにはくるぶしまで保護してくれるミッドカット以上の靴が有効です。

最近ではトレランシューズなどのローカットで登る方も多いですが、まだ慣れないうちは筋肉なども弱く足を痛めやすいです。ローカットシューズは経験を積んでから自分の身体と相談してからにしましょう。

ソールの硬さも重要です。

重量を担いだり、岩場の難しいコースを歩くにはソールが曲がらないアルパインブーツが良いですが、ソールが曲がらない為歩きにくくなります。かといって柔らかすぎると歩きやすくはなりますが、やはり足を痛めやすくなります。

はじめの1足は手で曲げてみて少し曲がるかな?といった硬さのソールが良いでしょう。

 

3.サイズ選び

足に合わないきつい登山靴は苦痛以外の何者でもありません。快適に歩くには少し大きめのサイズを選びましょう。

靴に足を入れて爪先を先端部まで持ってきたときに、カカトに指1〜2本入る程度のサイズが良いでしょう。

 

 

スカルパ カイラッシュライト GTX

 

 
 

イタリアのメーカー、スカルパ。

僕もこの前のモデルを持っていますが、とても良い靴だと思います。

癖がなく履きやすいので、初めて登山靴を履くという方にも違和感を感じる事が少ないと思います。

 

 

 

登山に必要な道具 

先にご紹介したものはいわゆる登山版三種の神器と言われるもの。

しかし、これらは登山用具の中でも高価な部類に入るモノ。

ザック・雨具・登山靴は、登山を本格的にやるなら必ず必要ですが、続けるかどうか分からない時やとりあえずの場合、好天時の簡単なハイキング程度に限って、普段使っている物で代用も可能です。

ただし、登山に必要な道具はまだまだ沢山あり、日用品を流用できないモノもあります。

この様なものは、登山前に必ず準備して出かけましょう!

 

ヘッドライト(予備電池)

たとえ日帰りであろうと何だろうと必ず持って行きましょう。

懐中電灯ではなく、ヘッドライトです。

万が一、道迷いや怪我・体調不良などで下山が遅くなった時、日没を迎えた山中はホントに真っ暗になります。

我々、現代人にとっては怖いくらい。

身動きが取れなくなりますし、焦って無理に動こうものなら転倒や滑落に繋がります。

お守りとして持って行きましょう。

 

 

地図とコンパス

登る予定の山域の地図を用意しましょう。

山と高原地図や、国土地理院発行の25,000分の一縮尺の地図が良いです。

地図には必ずコンパスも一緒に。

地図読みはとても奥深く、一朝一夕に身につく技術ではありません。

そこで活躍するのがスマホのアプリ。

電波が届かなくてもGPSで現在地を示してくれます。

スマホに頼りきりなのはマズイですが、(電池切れ・故障など)紙の地図と併用するのは良いと思います。

 

 

 

 

 

 

サバイバルシート

万が一遭難した時などに役立つアイテム。

薄いアルミシートでできていて、寒い時にくるまれば体温を反射して暖かくなります。

軽くて嵩張らず、しかも安いので必ず用意すべきです。

最近は繰り返し使える様なモノも出ていますので、そちらがオススメ。

 

 

 

まとめ

登山は乱暴に言ってしまえば、自分の身体一つあれば できます。

しかし現実的には、素足で歩くわけにはいきませんし、雨への備えも必要です。

歩けば喉が乾きますし、腹も減ります。

すると雨具や水、食料を運ぶために入れ物が必要になります。

こうして必要な道具がだんだん増えていくわけです。

 

とりあえず手持ちで使えそうなものは流用して、無いものは揃えて山に行って見ましょう。

普段と違った環境に身を置くのは、リフレッシュできてとても良いものですよ。

また山に行きたいなぁ・・・。と思ったら足りない装備を徐々に揃えて行けば良いです。

 

ちなみに、服装については必ず化繊かウールを選びましょう。

綿は乾きが悪いので一度汗で濡れると中々乾きません。

 

それでは今回はこの辺りで・・・。