CX-5はファミリーカーとしてアリなのか?
どうもこんにちわ。つばめくんです。
みなさんはファミリーカーと聞いてどんなクルマを思い浮かべますか?
やはり一番多いのはスライドドアのミニバンではないでしょうか。
スライドドアだから乗り降りが楽ちんだし、車内も広いからゆったり座れるし、荷物もたくさん積めます。
それはじゅうじゅう承知なんです。
でもミニバンは嫌だ!
結婚して子供が産まれたらスライドドアのミニバンに乗り換える、そんなテンプレみたいなクルマ選びは嫌なんだ!
俺は自分の気に入ったクルマで家族と出かけたいんだ!
そんなお父さん
その気持ち良〜く分かります。
何を隠そうこの僕も新車選びに当たって、散々悩んだクチですから。
CX5はファミリーカーとしてアリかナシか!?
そう聞かれたら僕は・・・
もちろんアリです!と答えます。
今回はそんな悩める世のお父さま方に、CX5という選択肢もありますよ?というお話です。
マツダ CX-5とは?
CX5とはマツダが製造・販売する5人乗りクロスオーバーSUVです。
エンジンタイプは
- ガソリン2,000cc
- ガソリン2,500cc
- ガソリン2,500ccターボ
- クリーンディーゼル2,200ccターボ
の4種類のラインナップが用意されています。
詳しくは僕の過去記事にまとめがありますのでご覧ください。
そもそもファミリーカーって何?
そもそもファミリーカーって何なんでしょう?
漠然とスライドドアのミニバンを想像しがちですが、それだけなのでしょうか?
ネットで調べると・・・
子連れの夫婦が使用することを想定されたデザインの車のこと。最低でも4、5人乗りで車内が広く使える程度の大きさのものがファミリーカーとされやすい。
そうなんです!
明確な定義などなく
家族がみんな乗れて荷物もそこそこ積めるのなら、それは もうファミリーカーとなり得るのです。
「スライドドアじゃなくちゃ・・・」
とか、
「三列シートのウォークスルーじゃなくちゃ・・・」
といった固定概念を一度取り払ってみましょう。
そうすれば一気に選択肢が増えてきます。
どうですか?
あなたが街中で見かけて気になっているCX5も、充分候補として見えてきませんか?
CX5のファミリーカーとしての資質
それでは早速、僕が感じたCX5のファミリーカーとしてアリな点をご紹介します!
- 上質な乗り心地
- 高い走行性能
- 優れた安全性能
- 快適装備
- 積載性
- 燃費
それでは順に見ていきましょう。
1.上質な乗り心地
CX5は、荒れた路面や高速道路でもロードノイズが気にならないように設計されています。実際に乗ってみると分かるのですが、ホントに静か!
ウチのCX5はクリーンディーゼルですが、トルクがある為エンジンの回転を無理に上げずとも滑らかに加速していきます。すなわちエンジン音も静かです。
また、シートも座面や背面に使われているウレタン素材を使い分けて、体をしっかりと支えながらも不快な振動をカットする効果があるようです。シート厚もしっかりとしたボリュームがあって座った瞬間にいいシートだ!と実感できます。
後席シートも2段階ながらリクライニングができるようになりましたし、フロントシートの下に足先が入るスペースがあるので成人男性でも快適です。
そして、極め付けはグレードによって、シートヒーターとシートベンチレーション付きが選べること。
ぼくはフロントシートのみシートヒーターを選びましたが、寒い朝などはすぐに身体が温まるのでかなり重宝しています。
2.高い走行性能
CX5には長時間の運転が苦にならない工夫が随所にされています。
Gベクタリングコントロール+という機能により、カーブ等を走行時にエンジントルクとブレーキを自動制御・最適化させて車体の安定性を高めています。
これにより危険回避能力を高めるとともに、高速走行時の車線変更や、雪道など滑りやすい路面環境においても、人間にとって制御しやすく、より安心感の高い動きを実現しています。
そして、タイヤの接地状態の最適化によって車両がよりドライバーの意図通りに動くようになり、無意識のものも含めたハンドルの修正操作が減少。思った通りのラインに沿って走ることができるようになり、クルマとの一体感が増して長距離運転などでの疲労蓄積も抑制されます。また、ドライバーや同乗者にかかるGの変化がよりスムーズになることで、体の揺れが減って乗り心地も改善します。
これによって車高の高いSUVながらカーブでもフワーッと振られる感じが少なく、
同乗者の車酔いの軽減にも一役買っているようです。小さな子供を乗せるファミリー層には嬉しいところ!
AWD車では路面状況に合わせて瞬時にトルク配分をコントロールしてくれるのも嬉しいです。
2,500ccターボや2,200ccクリーンディーゼルでは加速性能も申し分無く、高速での追い越しや峠道などでも無理なく走れます。
走行性能の高さがミニバンとの1番の違いだと思います。
3.優れた安全性能
CX5では全グレードに「サポカーSワイド」に該当する先進安全技術を標準装備しています!
内容は衝突被害軽減ブレーキ・誤発進抑制・自動照射ヘッドライト・車線逸脱防止などなど。
個人的に今新車を買うなら、先進安全技術装備は絶対に外せないポイントでした。
それがCX5には全グレード標準装備!
他社メーカーでは高額な追加料金が必要だったり、そもそも低グレードには設定が無いといったこともありますが、マツダはエライ!
そもそも人間はミスをするもの。いくら注意していてもヒヤッと感じたことのある方は多いはず。過信は禁物ですが、そんなヒヤリを未然に防いでくれるのは頼もしい限り。
ボディは軽量・高剛性・安全のSKYACTIV-BODY。
運転席&助手席のSRSエアバッグシステムと、側面からの衝突時に前後席の乗員への衝撃を軽減するSRSエアバッグシステム カーテン&フロントサイドを全車に装備。
リアシートはISOFIX対応のチャイルドシート固定ロアアンカレッジ&トップテザーアンカレッジを装備しています。
チャイルドシートの固定もバッチリ!
4.快適装備
週末の家族を連れてのロングドライブにはレーダークルーズコントロールが役立ちます。追従速度は全車速対応なので0km/hから。
高速で渋滞に巻き込まれても頻繁なアクセル・ブレーキ操作から解放されます。
ブレーキホールド機能は長時間の信号待ちや渋滞でも足の疲労を軽減してくれます。
アクティブ・ドライビング・ディスプレイは運転に必要な情報をフロントガラスに照射してくれるのでメーターやナビ画面に気を取られずに、運転に集中できます。
アクセルペダルがオルガン式なので操作しやすく、疲れにくい点も見逃せません。
5.積載性
CX5は定員乗車時でも荷室容量は505Lを確保しています。
これはゴルフバックを4つも積める広さと言う事です。また、リアシートを倒せばほぼフラットになり2名までなら車中泊もできそうです。
リアシートの分割割合は、4:2:4で4名乗車時でもリアシート中央を倒せば長尺物も載せられたりと、使い方にアレンジが効きます。
6.燃費
気になる燃費性能ですが、最新の低燃費ハイブリッド車にはかなわないものの、このクラスのSUVとしてはまずまずの数値です。
ガソリン車はWLTCモードで12.6km/L~14.6km/L
クリーンディーゼルWLTCモードで16.6km/L~19.4km/L
ディーゼル車の場合、燃料は割安な軽油なのでガソリン換算で20km/Lも乗り方によっては充分可能かと思います。
ぼくの場合、ディーゼルですが市街地の短距離運転が多いのでそんなにいきませんが、それでも前車(ガソリン車8km/L)の倍近い燃費のよさです。
まとめ
以上がぼくがCX5をオススメする理由です。
ミニバンは確かにファミリーユーザーを第一に考えられているので、ファミリーカーとして最適です。ぼくもはじめは買い換えるならミニバンだろうなと思い、各社5ナンバーミニバンを色々見て回り、試乗もしてきました。しかし、走行性能や乗り心地・上質感など少なからず犠牲にしている部分もあると感じました。
優れた走行性・安全性・デザイン性。それはミニバンには無いCX5の優れた点だとぼくは思っています。
どこを重要視するかは人それぞれですが、どれを選んでも間違いと言う事は無いと思います。
ただ、ミニバンでないと育児はできないと言う思い込みは捨てて欲しいのです。
ヒンジドアだって育児はできます。
そう、
ヒンジドアだって育児はできるのです!
子供も4歳くらいになれば車高の高いCX5でも一人で乗り降りできます。
勿論、チャイルドロックや親のエスコートは必要ですが、それはスライドドアだって同じです。
欲しかったあのクルマでも実はファミリーカーたり得るんです。
あなたの気に入ったクルマでみんなで楽しくドライブできたら最高ですよね。
という訳で、
CX5はファミリーカーとしてもオススメだよっていうお話でした!
ぼくが書いたCX5の1ヶ月レビューはこちらから↓